こんにちは、ふうかです。
「資産運用の一つとして、変額保険はどう思いますか?」
こんな質問を頂いたので、私が思う変額保険についての考えや
もうすぐ10年になる、我が家の変額保険結果をぶっちゃけようと思います!!
そもそも変額保険とは?
変額保険とは、生命保険のうち、死亡時の保険金や解約時の返戻金など、受け取るお金の額が運用によって変動するタイプのものをいいます。
つまり、運用次第で保険金や解約返戻金が増えるかもしれない保険商品のこと!
変額保険のメリット
メリット2.)保険料払込期間中の運用成果に関わらず、死亡・高度障害保険金が基本保険金額を下回ることはない
変額保険のデメリット
デメリット2.)払った分より多く返ってきたときには、一時所得として税金がかかる
このため総合的に見てどうなのか、判断する必要があります。
ここからは、2014/10/1に加入した我が家の変額保険のリアルな数字を大公開します。
※2023/12/19時点の数字です。
10年目の変額保険の結果は・・・?
2023年の今、9年が経ちました。
毎月88,500円の払い込みをした結果・・
現在、970万円以上の保険料を支払い、
現時点(2023/12)の解約返戻金は1,196万円を超えました!
※解約返戻金とは、生命保険などの保険を契約期間中に中途解約した時に戻ってくるお金のこと
プラス約223万円です。
ですがこれはあくまで現時点の解約返戻金のおはなし。
残り20年でどうなるかは誰にも分かりません。
言えることは変額保険だけに頼らず、他の資産も積み上げていくことだと思っています。
また、我が家の出口戦略は後ほど解説します。
※出口戦略とは、受け取り時(出口)にどのようにして受け取るか?の作戦の事
ところで、なぜ我が家が変額保険に加入しているのか少しだけ深堀してお話しますね。
2014年10月・運用開始!
結婚直前に夫が加入し、そのまま運用スタートすることになりました。
当時の夫は、結婚することを考えてなかったため(スピード婚でした)月88,500円という思い切った保険料を支払うことになっていたのです。
結婚後も、最初は掛金もまぁすごいので生活費をかなり圧迫していました。
途中、【保険不要論】がSNSなどで流行り、『解約せねば!』の頭になっていましたが『いや、我が家は個人事業主でリスクもそれなりにある・子供もいる・ただの投資だと死亡保障はない』と夫に説得され何とかここまで来れました(笑)
今となっては、なんとかなっていたので結果オーライ!
なんですがっ正直にお話しすると、
入る順番は間違っていたかな!?と個人的には思っています笑
優先順位でしくじった?!
というのも、当時は知識がなく知らなかったのですが
✅「iDeCo」
✅「小規模企業共済」
将来のお金を貯めながら節税の効果が高い、これらから優先させれたら良かったのではないか・・・と思ったからです。(他にも国民年金基金や経営セーフティ共済などもありますが省略)
この二つは、掛金全額を所得控除にすることができるの!
変額保険の保険料は、生命保険料控除にはなりますが大した節税効果はありません・・
※節税になるから!と保険に入るのは注意ってこと
【今だったら私はこうやる】
↓
✅その後、小規模企業共済に入る(様子見しながら掛金を増やす)
↓
✅余裕があれば、イデコ(様子見しながら↑半々でもよさそう)
↓
✅さらに余裕があれば小額から変額保険
節税・資産運用といった観点ではこういった感じでしょうか。
がしかし、保険の最大のメリットが「何かあった時に補償がきくこと」
個人事業主は、
- 病気をしても補償はほとんどない(市の国保であれば)
- 退職金ない
- 将来の年金少ない
という弱点があります。
その不安をうまくカバーしつつ+将来のお金を貯めるという点では
変額保険は、我が家には向いていたのかもしれません。
目的は何か。
皆さんの性格や許容範囲は違うため、自分に合った金融商品を選ぶしかないのです。
【最後に】我が家の出口戦略
夫が60歳で満期を迎えます。(残り20年)
このまま順調にいくと仮定して、今のところ「4%ルールで取り崩していく」予定です。
4%ルールとは?
- 新たな積立投資を停止
- 毎年4%ずつ売却する(取り崩す)
- 売却で得たお金を生活費などに充てていく
- 残りは証券口座に保有したまま(=運用したまま)にする
毎年、形成した資産の4%を取り崩し、残りの資産は運用を継続していく方法のこと
あまり細かくは決めていませんが、ぼんやりと4~5%を毎年とりくずしていたら
ある程度は、孫にもお小遣いが渡せて不自由ない老後生活が過ごせるのではないか、と考えています。
変額保険まとめ
- 変額保険とは、(ざっくりと)保険という死亡保障が付きつつ貯蓄性のある保険のこと
- 9年目の我が家は約200万くらいプラス
- 資産を増やしたい人は投資と貯蓄は分けた方がよい
- 家族がいる・事業リスクにも備えたい人などは変額保険も悪くはないかも
- イデコや小規模企業共済などの個人事業主が活用しやすい制度にも着目しよう
賛否両論あるけど、結局は自分次第!
情報があふれてる時代だから自分で調べて見極めていく力が大切かもしれません。
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