【0から解説】青色専従者の税金のかかり方とイデコを活用した節税方法をご紹介します

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国の制度

 

  • 青色専従者の所得税の計算方法って?
  • 給与所得者の節税の仕組みが分からない・・・
  • 専従者のイデコを使った節税方法
  • 専従者の住民税はいくらから課税される?

 

この記事でスッキリ解決させましょう!

 

この記事を書いた人
ふうた

自営業歴10年
本業はプログラマーで
4児のシングルファザー。

子供の事だけを考えて
働いていると
いつの間にか税金について
詳しくなっていた。

SNSで遊んでばかりの
ふうか(元妻)
とは現在離婚調停中。

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青色専従者は給与所得者

 

大前提として、青色専従者は会社員やパートの方と同じく

「雇われている立場」

 

つまり、給与所得者となります。

 

 

専従者の所得税の計算方法

(総収入-給与所得控除-所得控除)×所得税率=所得税

 

ふうか
ふうか

む、難しすぎる・・・笑

ここからは具体的な数字を使ってみていきましょう。

 

専従者給与、月8万円の場合(年間96万円)

 

月8万円であれば・・・

8万円×12か月分=96万円(←総収入といったりもする)
この96万円に所得税がかかるわけではなく
給与所得者には「給与所得控除」というものが存在します。
個人事業主でいう「必要経費」みたいなものです。
ふうか
ふうか
給与所得者には、細かい経費をつけれない代わりに
国が定めた給与所得控除というものを
収入から差し引いてもいいよ!というルールがあるよ
給与所得控除の速算表はこちら
これをもとに計算すると・・・
96万円-55万円(←給与所得控除)=41万円
で、さらにここから
所得控除がある人は差し引くことができます。
ほとんどの人に該当する基礎控除48万円というものがあるため、
41万-48万=マイナスはないので0円
よって所得税は0円となります。
これが専従者給与8万円の人の所得税の内訳です。
ちなみに、103万円の壁というのは
55万円の給与所得控除+基礎控除48万円=103万
これが理由なんです。
ふうか
ふうか

103万円を超えると所得税が課税されるから、専従者給与は月8万円が多いって言われているね(さらに源泉徴収もしなくてよい)

専従者給与15万円の場合(年間180万円)

 

月15万円であれば・・・

15万×12か月=180万円
まず180万円の給与所得控除の額を出します。
180万円×40%-10万=62万円(←これが給与所得控除として差し引ける額)
180万-62万-48万(基礎控除)=70万円
この70万円に対して所得税率がかけられます。
▶▶▶詳しい所得税率はこちら
ふうか
ふうか

70万の所得税率は5%だよ!

70万×5%=35,000円

 

180万円の専従者給与に対して

これがあなたの所得税ということになります。

 

さて、ここからはイデコに加入して35,000円の所得税がどう安くなるのか見ていきましょう。

 

iDeCoを活用した節税方法

 

青色専従者の名義でイデコに加入し、

例えば、月3万円の掛金を払うとします。

 

iDeCoとは簡単にいうと、節税しながら老後のお金を貯めれる制度のこと。自分で作る「自分年金」なんて言ったりする。

 

iDeCoは名義本人の所得控除とすることができるため

3万×12か月=36万円の所得控除がつけれます。

 

180万-62万-48万-36万(イデコ)=34万
34万×5%=17,000円
節税対策をしなかったら35,000円の所得税でしたが・・・
iDeCoを活用することで17,000円に減税することができました。
(18,000円税金が安くなった)

ん?でも毎月3万円イデコに払ってるから手元のお金はなくなってるやん!

 

たしかに、手元のお金はなくなってます・・・

 

ですが、3万円を銀行に貯金していても税金は安くなりませんし、銀行に預けたお金自体もほとんど増えません。(むしろお金の価値は下がり続ける一方)

 

その反面、イデコは運用次第では、払ったお金以上に増えながら節税もできるのが魅力でもあるのです。

 

 

ちなみにですが、下のリンクから資料請求をすることも可能です。(もちろん無料)

5分で完了します。

 

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iDeCoの詳しい概要については下の記事まで。

 

 

給与所得者の住民税(東京都の場合)

合計所得-所得控除=課税所得額
所得割+均等割-調整控除=住民税
所得割=課税所得×約10%
ふうか
ふうか

こっちも難しすぎるね・・・笑

 

住民税は地方税のためいくらから住民税がかかるかは、地域によって基準ラインが異なります。

専従者給与が年間96万円の場合

まず所得を求めます。

96万-55万=41万(←これがあなたの所得)

 

住民税にも基礎控除43万円というものがあります。(所得税の基礎控除は48万円なので5万円少ない)

 

41万-43万=0円

専従者給与96万であれば住民税は非課税ということになりました。

 

このような計算となるため、ほとんどの地域が98万円以内であれば住民税は非課税となるみたいです。

 

※所得税は103万以下であれば非課税と言いましたが、住民税は98万円を少しでも超えると「均等割」が発生するため約5,000円ほどかかってくる。

 

専従者給与が年間180万円の場合

まず所得を求めます。

180万-62万=118万円(←これがあなたの所得)
基礎控除を引きます。
118万-43万=75万円

ここから税率をかけていきます。
所得割
75万×4%=30,000円
75万×6%=45,000円
均等割
都民税:1,500円
区民税:3,500円
調整控除
大体の人が2,500円差し引けるもの
これらを合算していきます。
30,000+45,000+1,500+3,500-2,500(調整控除)=77,500円
専従者給与180万円だと、
住民税が約77,500円かかるということになります。
この住民税もイデコなどの活用で安くすることが可能です。

イデコに月3万円払った場合の住民税

3万×12か月=36万
118万-43万-36万39万(←これがあなたの所得)

ここから税率をかけていきます。
所得割
36万×4%=14,400円
36万×6%=21,600円
均等割
都民税:1,500円
区民税:3,500円
調整控除
大体の人が2,500円差し引けるもの
これらを合算していきます。
14,400+21,600+1,500+3,500-2,500(調整控除)=38,500円
イデコ前77,500円→イデコ後38,500円
ふうか
ふうか
約半分近く住民税が安くなったね。
ちなみに、住民税を安くするということは
  • 幼稚園の給食費の補助
  • 住まい給付金

 

この辺が受け取れるようになったり、

保育園料が安くなったり(ならないこともある)します。

まとめ

  • 青色専従者は給与所得者
  • 専従者給与は月8万円であれば所得税も住民税もかからない
  • 給与103万円となると所得税はかからないが住民税は少しかかる
  • 所得控除を活用して節税しよう(今回はイデコをご紹介)
  • 住民税は地域によっていくらから課税されるか異なる
  • 住民税は基礎控除の額が所得税より少ない

 

後半少し難しくなりましたが、理解できたでしょうか?

 

夫と所得を分散して節税!

青色専従者自身も節税!といった合わせ技をぜひ活用してみてください。

 

 

そいぎんた♡

 

 

 

 

 

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ふうか
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