専従者の事業内容も増えたし
給与を上げよう!
ってあれ?手続きっているのか?
専従者の給与を上げたい皆さん。この際の手続きは必要なのか気になりませんか?
私も実際、青色専従者として働いています。
長年同じお給料でやってきましたが、事業内容も増え時間も長くなったので2022年2月についにお給料を上げることに!!
この際疑問に思ったのです。増額の手続きいるの・・・?と。
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結論を言えば、専従者給与の減額の際は不要ですが
増額の手続きは事前に必要みたいです!
今日はこの件についての体験談も含めてます。
家族への給与は通常は認められないですが、「青色事業専従者給与等の届出手続」を提出することで認められます。
この際の専従者給与を、途中で上げたい場合の手続きについて簡単にまとめてみました。
増額に必要な手続き
この場合「青色事業専従者給与の変更届出」が必要になります。
国税庁サイトにこのように書いてあります。
よって、減額の手続きは不要。
増額する場合は、事前に手続きが必要!
この手続きはいつやるべき?
これは、増額した専従者給与を振り込む前日までには済ませておきましょう。
この手続きをせずに、勝手にお給料の増額をしてしまうと確定申告の際または税務調査の際に突っ込まれ、この経費に関して認められなくなることもあるのだとか💦
忘れないうちになるべく早めに申請の準備に取り掛かりましょう。
事前に手続きが必要なことは分かった!
税務署に行って手続きするのかな?
イータックスでの申請はないのかね?
税務署での手続き
この手続きは税務署に行けば、分からないところも、職員さんが丁寧に教えてくれます。
近くに税務署がある方や、時間がある方などは直接出向かれた方がすんなり提出できるかと思いました。
ただし、確定申告の時期など混んでる場合もありますのでそこは覚悟しておきましょうね(笑)
イータックスでの手続き
私はつわり中だったこともあり、できれば外に出たくなかったため、家から申請できるイータックスでの手続きができないか調べてみました。
国税庁サイトによると、「青色事業専従者給与等の変更届出書」の申請書の作成がイータックスでもできるとのこと。
ただし注意点を見つけました。
- イータックスソフトのダウンロード
- マイナンバーカードなどの電子証明書とICカードリーダライタ
- インターネット環境
- 事前に開始届出書や利用者識別番号の取得
これらの事前準備が必要らしいのです。
私はパソコンの知識もほとんど皆無。また、ICカードリーダも持っていないということで、イータックスでの申請は断念しました。
色々とイータックス面倒くさい…笑
これらの準備ができてるよ!という方は、詳しく載ってるサイトを見つけたのでリンクを貼っておきますね。
ということで、私は直接税務署まで出向き申請書の届け出を提出しましたよ。
実際、待ち時間も少なく職員さんも丁寧に教えてくれました。
ただ事前に、
- どのような理由があってお給料を上げるのか
- いくらにするのか
については、具体的に決めておいた方がスムーズに書けるかな、と思いました。
増額する時の注意点
青色事業専従者給与は家族に対する給与のため、給与額の増額は税務署から利益操作とみなされる可能性があるみたいです。
よって、給与額を増額する理由が、事業主の所得を不当に減少させるものでなく、労務の対価として客観的に適正な範囲内の変更であると認められるものでなければなりません。
節税のためという理由ではなく
キチンと働いてての
労働の対価じゃないと認められないのね💦
税務署が認めないものに関しては、経費として計上ができなくなるみたいですよ。。。
お厳しい。
まとめ
家族へのお給料が経費として認められる、素晴らしい青色専従者という制度ですが細かいルールがいくつも存在します。
この制度をうまく活用して、個人事業主としてステップアップしたいものです。
開業届は税務署に行けばもらえて、その場で記入して提出することも可能です。ですが、税務署の込み具合によっては待ち時間も長く、記入にも手間がかかります。
開業freeeのサービスを使えば、自宅で簡単に書類を作成できて(印刷は自分でします)、マイナンバーカードやICカードリーダライタがあれば、電子申告することも可能です。
自分に必要な書類を作成してくれるから、
項目を埋めれば簡単に完成するよ♪
例えば、開業届の他にも・・・
・所得税の青色申告承認申請書
・青色専従者給与に関する届出書
・給与支払事務所等の開設・移転・廃業等届出書
・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
・上記各控え
完全無料で作成できるので、ぜひ利用してみてね!