マイナンバーカードって必要かな?
個人事業主は、持ってた方がお得ってのが私の考えよ。
個人事業主の皆さん、マイナンバーカードはお持ちですか?
- 作るのが面倒くさい
- 国家に個人情報が行き渡るのでは?
そう思う方も多く、まだまだ普及されていないのが現実ですが
国の政策で、マイナンバーカードを取得すると2万円分のマイナポイントがもらえると、最近話題にもなってますよね。
その他にも個人事業主が確定申告する方法として、私はe-taxをおススメしてます。その際に必要なのがマイナンバーカードなんです。
(IDパスワード方式もありますが、今だけの対応らしいので…)
今回は、このマイナンバーカードについて解説したいと思います。
マイナンバー通知カードとマイナンバーカードの違い
そもそもマイナンバー通知カードなら持ってるよ?と不思議に思う方もいらっしゃいますよね。
通知カードとは住民のひとりひとりに個人番号を通知するもの
通知カードは、紙製のカードで、住民にマイナンバー(個人番号)をお知らせするものです。
券面にはお住まいの市区町村の住民票に登録されている
- 「氏名」
- 「住所」
- 「生年月日」
- 「性別」
- 「マイナンバー(個人番号)」
等が記載されています。
ただし、顔写真は記載されておらず、通知カードを使用してマイナンバーの確認と本人確認を同時に行うためには、別に運転免許証や旅券等の本人確認書類が必要となるんです。
本人確認には向いてないカードと言えるね💦
マイナンバーカードはマイナンバー(個人番号)が記載された顔写真付のカード
マイナンバーカードは、住民からの申請により無料で交付されるプラスチック製のカードです。
プラスチック製のICチップ付きカードで券面に
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 性別
- マイナンバー(個人番号)
- 本人の顔写真
等が表示されます。
本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等、様々なサービスにも利用できるみたいです。
色んなサービスに対応してるのがマイナンバーカード!
すでに、マイナンバーカードを使って様々な手続きができるようになっています。
なにかと行政の手続きが多い個人事業主などにとっては、マイナンバーカードを持つことで、面倒な手続きから解放されます。
そこで、個人事業主がマイナンバーカードを持つメリットとデメリットを紹介します。
個人事業主がマイナンバーカードを持つメリット
1.e-taxで確定申告ができる
マイナンバーカードを持っていると、確定申告書類の提出がネット完結で行える「e-Tax(イータックス)」が使えます。
確定申告書類の提出は以下の3つの方法のいずれかで行います。
- 作成した書類を税務署に持っていく
- 作成した書類を税務署に郵送する
- e-Taxで自宅からネット申告
このうち、最も手軽なのはe-Taxによる電子申告です。さらに、令和2年からe-taxで申告することにより65万円の青色申告特別控除の適用があります。
節税効果がとても大きいよ!
確定申告のe-Taxをするには、税務署に事前に「e-taxで電子申告しますよ~」という手続きと利用者識別番号の取得をします。
この番号は、e-taxにログインする際に必ず必要だから大事に保管しよう。
このほか、さらに下記の2つの方法に分かれます。
✓マイナンバーカード方式
マイナンバーカードとカードリーダー(または対応のスマホ)を使ってe-Taxにアクセスする。
✓IDパスワード方式
ID・パスワードを税務署で発行してもらい、それを使ってe-Taxにアクセスする。マイナンバーカードは不要。
「マイナンバーカード方式」では別途、カードを読み取る機器(カードリーダー)の購入が必要です。(スマホをカードリーダーの代わりに使うこともできます)
ここだけ見ると、
ID・パスワード方式が使えるなら、わざわざマイナンバーカード方式を選ぶ必要はないのでは?
そう思う方も多いはず。
ですが、「ID・パスワード方式はマイナンバーカードが普及するまでの暫定措置である」と税務署からの書類には書いてあります。
つまり、現時点ではIDパスワード方式も使えるけど将来的にはマイナンバーカード方式のみになるということです。
どうせなら今のうちから、マイナンバーカード方式に慣れてた方が良いのでは?というのが私の考えだよ。
開業するなら開業freee
さらに個人事業主がIDパスワード方式でe-taxする場合、国税庁サイトの「確定申告書作成コーナー」からのみ申告可能です。
つまり、会計ソフトを利用してる個人事業主は「確定申告書作成コーナー」を使う場合、手入力での申告となります。大した作業ではありませんが、どうせなら会計ソフトからそのまま申告したいですよね。
有料になりますが、MFクラウド確定申告とそのアプリを使えば
- 帳簿付け
- 申告書作成
- 電子申告
まで完了します。
ちなみに郵送や提出の場合、マイナンバーカードや本人確認書類の写しを添付する必要があります。
(マイナンバーカードを持ってない場合、マイナンバー通知カードと本人確認書類のコピーが必要です。)
2.コンビニで行政の手続きができる
マイナンバーカードを持つメリットの2つめ。このメリットも個人事業主にとって非常に大きいです。
自営業として活動していると、なにかと公的な書類の提出を求められることが多いですが、マイナンバーカードを持っているとほとんどの書類がコンビニで取得することができます。
例えば、
- 印鑑登録証明書
- 各種税証明書
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
- 戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
- 戸籍の附票の写し
また、マイナンバーカードは公的な証明書としても使えます。
銀行や証券会社などの金融機関に口座を開くときは、たいてい「運転免許証」や「健康保険証」または「パスポート」といった本人確認書類の提出が必要です。
マイナンバーカードは、こうした本人確認書類としても利用可能です。
今後は、健康保険証の代わりとしても普及されるみたいよ!
全国民対象、マイナポイントで2万円分ゲット!?
これは、2021年11月「コロナ克服・新時代開拓」のための経済対策よって会議決定された内容です。
簡単に言うと、
- マイナンバーカードの取得で5000円分
- 健康保険証に紐づけて7500円分
- 銀行口座の紐づけ7500円分
がもらえる、という風に言われています。
詳しいことは今後少しずつ明らかになると思うので、また更新していきたいと思います。
マイナンバーカードのデメリット
これは冒頭部分でも、ありましたが
「国家に個人情報が行き渡るのでは!?」と不信感を抱く方も多いみたいです。
実際は、
「そもそも、マイナンバーカードがなくても国は個人の資産を調べようと思ったらいくらでも調べられる。そんな法律もある。それならば、メリットも多いと分かった今のうちに作った方が賢いのでは?」
という風に、某有名税理士(複数の方)YouTuberさんがおっしゃってたので、そちらを信じることにしてます。笑
マイナンバーカードと暗証番号を紛失すると大変なことになりますが、そこだけ気を付けたら大丈夫なのではないか、と考えてます。
まとめ
- マイナンバー通知カードは、番号が載った紙のカードのこと
- マイナンバーカードは、個人番号とICチップ入りのプラスチックのカードのこと
- e-taxをすると65万円の控除の適用がある
- マイナンバーカードがなくてもe-taxはできるが、あった方が楽
- 個人事業主が、マイナンバーカードを持つメリットは大きいと言える
マイナンバーカードを作るには、1~2か月ほどかかるので(人によってはそれ以上)早めの申請をおススメします。
開業届ってどうやって作成するのかな…
自宅で簡単に作成できないかね。
そんな方にオススメなのが、
- 案内に従い項目を埋めていくだけ
- ガイド付きで分かりやすい
- マイナンバーカード持っているとスマホから申請も可
- メルアド登録のみ
- 何といっても無料!
青色申告の申請書も同時に作ってくれるので助かります!