【個人事業主】所得税の計算方法とは?税金計算の流れまで徹底解説!

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確定申告

こんにちわ、ふうかです。

 

所得税の計算ルールがいまいちわからない…

ふうか
ふうか

確定申告用語とルールさえ覚えてしまえば

意外と簡単なのよ♡

所得税は収入金額の全額に対して課税されるわけではありません。

 

今回は、個人事業主の所得税の計算方法について詳しく解説していきます。

所得税の計算式

所得税は、国税の一種で確定申告により納めます

売上から必要経費と控除を引いた、課税所得額に税率をかけて算出されます。

さらに、住宅ローン控除などの税額控除がある場合、算出した所得税から直接引くことができます。

最終的に出た額を所得税として納める形になります。

 

漢字ばかりでさっぱりわかんない

ふうか
ふうか

1つ1つ覚えていきましょ♡

ここからは

  • 売上
  • 必要経費
  • 控除
  • 課税所得額
  • 税率

について細かく見ていきましょう。

売上

商品などを売って得た代金の総額のことです。売上高とも呼ばれることもありますが、会計における収益区分のひとつです。

 

例えば、単価100円で販売している商品が1つ売れると、売上高は100円となります。

そして、ある一定期間に商品が10個売れると、その会社では1,000円の売上高が計上されることになります。

 

 

必要経費

必要経費とは、所得を得るために必要な経費のことを指します。

上記の例えでいうと、100円のものを売るためには材料費が20円かかっていたとするとその20円を経費として売上から差し引くことができます。

 

経費について詳しくはこちらで解説してます。

 

また、他の例えでいうと飲食店経営の場合、食材費・水道光熱費などが必要経費となります。

つまり、所得を得るために発生し直接または間接に要した費用を必要経費とすることができます

 

事業で使ってるものなら

経費は何でも認められるってこと?

それが、、

認められないものもあります。。

同一生計の家族へ支払った給与や家賃、利息などは原則不可となってます。家事のための費用や衣食住の費用、教育費などもNG。

 

ただし青色申告者が青色専従者に対して支払った給与は全額OKとなっています。

 

青色専従者について詳しくはこちら

 

また、所得税、住民税、贈与税、相続税などの支出も必要経費にはならず交通反則金、税金の延滞税や加算税、住宅ローンの利子なども経費算入できないのでご注意を。

 

なお、自宅を一部事業用に使っている場合は家事按分の計算で、一部が必要経費に認められます。

 

家事按分についてはこちら

 



控除

控除(こうじょ)は、「一定の金額を差し引く」という意味です。納税額を減らすことができる控除には、大きく所得控除税額控除があります。

 

 

所得控除とは、申告する人の個人的な経済事情を、税金の計算に反映させる制度です。

 

  • 「申告する人に、家族がいるか」
  • 「障害者がいるか」
  • 「家族に所得はあるか」 など

例えば、配偶者や扶養者がいると経済的に大変だよね、ということで税金を安くしてもらうという考え方をすると分かりやすいかと思います。

 

この所得控除は、全部で14種類あります。

  1. 雑損控除
  2. 医療費控除
  3. 寄付金控除
  4. 社会保険料控除
  5. 小規模企業共済等掛金控除
  6. 生命保険料控除
  7. 地震保険料控除
  8. 寡婦控除
  9. 障碍者控除
  10. 勤労学生控除
  11. 配偶者控除
  12. 配偶者特別控除
  13. 扶養控除
  14. 基礎控除

 

税額控除は、控除額がそのまま直接所得税から差し引くことができる制度です。

所得控除は所得から一定額を差し引くことができる制度でしたが、この税額控除は、最終的に計算された所得税額から直接差し引けるので、所得控除より税額控除の方が節税効果は大きいということになります。

 

税額控除にはこのようなものがあります。

  1. 住宅ローン控除
  2. 配当控除
  3. 外国税額控除
  4. 源泉徴収税額
  5. 災害減免額

 

ふうか
ふうか

住宅ローン控除を活用されてる世帯も多いのでは?

 

課税所得額

所得税の課税対象となる個人所得のことです。

この金額に税率を掛けると、所得税が出ます。

 

税率

国が定めたものを掛けることに決まっています。

日本では累進課税制度というものを取り入れていて、課税所得が多いほど税率も上がる仕組みになっています。

 

年4000万以上の課税所得がある事業者は、

所得税だけで45%も国に納めることになるんですよ。

国税庁サイトより引用

例えば、 課税所得額が300万円の場合 

300万の税率は10%とその控除が97500円となってます。

 

当てはめるてみると…

300万×10%=30万円

30万円-97500円=所得税は20万2500円という計算になります。

 

ちなみに税額控除はこの所得税から直接引いてくれるので節税効果が高いのです!

 

確定申告書を見ながらおさらい
ふうか
ふうか

こうやって見ると、

全体の流れが見えて分かりやすいね!

【左上】売上(事業所得)-経費=所得

【左下】所得-所得控除=課税所得額

【右上】課税所得額×税率=所得税

 

※予定納税がある事業者は、税額控除の後に還付されるor追加で納税するか計算されます。

 

ちなみに経費の内訳は、勘定科目ごとに
  • 青色申告なら「損益計算書」
  • 白色申告なら「収支内訳書」
に記載することになってますよ。

 

所得税を抑えるには経費と控除が重要

さっきの説明でもうお分かりでしょうが、所得税を抑えるには必要経費を増やすか、控除を増やすかになります。

(あることないこと計上するのは脱税にあたるのでご注意を。)

節税♪節税♪

と、よく言いますが

この課税所得額を抑えることによって税率が下がり、節税に繋がるというわけです。

 

個人事業主にオススメの節税8選!

まとめ

所得税の計算の流れはイメージつきましたか?

個人事業主には、最低限の税金の知識はマストだと思うので、ぜひ覚えておきましょう!

 

きっと確定申告も堂々とできるはずです。(と偉そうに言ってますが、私は覚えるのに数年かかりました笑)

 

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